やっぱり、ボードゲームはおもしろい

ボードゲームの紹介・研究

Hnefatafl ネファタフル 035(Tablutをアプリで対戦・ブラウザゲームで対戦)


 世の中にはTablutのアプリやネット対戦サイトが存在します。

以下に紹介したいと思います。

 

①ネファタフル オンライン

日本人の方がリリースしたゲーム

https://71g.tokyo/hnefatafl-online-4789.html

 

残念ながら私の方がiPhoneをもっていないので遊べず・・・。

そのうち、やってみたいです。

 

②YourTurnMyTurn

https://www.yourturnmyturn.com/

海外の色々なボードゲームが遊べるサイト。表示は英語のみ。私がこのブログで紹介したルールとは異なるルールですが、Tablutが遊べます。

アカウント登録が必要ですが、身分証などは不要で、メールアカウントがあれば登録できます(以下は2020年8月時点でのRegister画面)。

f:id:tut2020aaa:20200829170629p:plain

現在、トーナメント参加中(アカウントはt3r4e5)です。

海外の色々な人と遊べるのと、ターン制(設定によりますが、数日以内に1手ずつ交互に指していく)なので、じっくり考えながら遊べます。

 

③BoardGameArena

https://boardgamearena.com/welcome

海外の色々なボードゲームが遊べるサイト。表示は日本語対応可。

私がこのブログで紹介したルールとは異なるルールですが、Tablutが遊べます。

f:id:tut2020aaa:20200829171237p:plain

基本的なルールはこれまでこのサイトで紹介したルールではなく、②のYourTurnMyTurnのルールと同じです。

 

②と③は様々なボードゲームが遊べるので、ボードゲームが好きな人にはお勧めです。自分の好きなボードゲームを世界のどこかの誰かと楽しむのは味があって面白いです。

 


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Hnefatafl ネファタフル 034(ヴァイキングチェス 序盤 Tablut)


 

今回は序盤に関して記載します。

私は現在、一手目にe2の黒を動かす手を中心に検討を進めています(赤丸している駒)。

f:id:tut2020aaa:20200829164252p:plain

 

主に指すのは以下の2つです。

①e2-g2

小さめに展開する手になります。白側の駒の展開を見ながら、中央に近めに展開すことで柔軟に相手の手に合わせて黒の展開を狙う初手になります。

f:id:tut2020aaa:20200829164357p:plain

 

② e2-h2

右下のガードを積極的にする手になります。①に比べて、右下を守りやすい手ですが、逆に白側の展開次第では置いてけぼりにされてしまいます。

f:id:tut2020aaa:20200829164530p:plain

 

①と②の使い分けは、好みの問題かと思います。

 


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Hnefatafl ネファタフル 033(ヴァイキングチェス 中盤のポイント 王をどこに向けて動かすか 02 Tablut)


 

 

中盤の目標は、白側は王をなるべく角を狙いやすい位置に動かす事、黒側はそれを阻止して、包囲網を築いていくことが目標になります。

 

今回は白の展開の成功例を挙げたいと思います。

以下に例を示します。

f:id:tut2020aaa:20200829162857p:plain




この形勢は白が有利なのですが、判断のポイントとしては、

 

・黒は右上に重点を置いて展開しているが、中央からややひだ下に白駒が多く展開されている。

 

・王が下方向に動かせる。

 

・d5の黒があたっている状況。

 

になります。

 

 

 


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Hnefatafl ネファタフル 032(ヴァイキングチェス 中盤のポイント 王をどこに向けて動かすか 01 Tablut)


 

前回までで終盤のポイントをまとめました。

今回から中盤のポイントをまとめていきたいと思います。

 

中盤の目標は、白側は王をなるべく角を狙いやすい位置に動かす事、黒側はそれを阻止して、包囲網を築いていくことが目標になります。

 

今回はまずは黒の展開の成功例を挙げたいと思います。

以下に例を示します。

f:id:tut2020aaa:20200818001538p:plain

この形勢は黒が有利なのですが、判断のポイントとしては、

 

・盤面右および上の黒は直線状に並んでいて、白がつぎに1手動かしてもすぐに取れる駒がない。

 

・右上及び左上はほぼ壁が完成していて、盤面右半分の角はすでに狙える状況にない。

 

次回は白の成功例を示したいと思います。

 

 

 


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Hnefatafl ネファタフル 031(ヴァイキングチェス 終盤のポイント 端にたどりつくためにどうするか03 Tablut)


 

<前置き>

終盤で勝つためには、①王が端にたどりつけるかいなか ②端にたどり着いた王が隅にたどり着けるか否かが重要になります。

 

ルールからすると当然の話ですが、勝つために必要なことなので、今回は①王が端にたどりつけるかいなかについて検討をしたいと思います。

 

最初に取り上げるのは以下の場面です。

f:id:tut2020aaa:20200621112158p:plain

 

手番が王の一団側の場合、次にa4の位置に王が移動した場合、襲撃者側にそれを遮る駒がないため、王が角に行くまでの道を遮るものがないので、王の一団側の勝ちになります(以下の図に示す赤丸部分)。

f:id:tut2020aaa:20200621113314p:plain

今度はこの図での手番が襲撃者側の場合を考えます。

選択肢は3つで、

①a5-a4

②b5-b4

③b5-b3

です。

 


 

<本編>

 

前回からの続きになります。

 

③は罠を見せつつ、C3の白を狙う手になります。

f:id:tut2020aaa:20200725150358p:plain

 

 白が王をa4に移動すると、すかさず黒側はb3に移動した黒をa3に動かすことで王が取れます。

 

また、c3の白が何も着手されないと、d1-d3として駒をとれます。位置的にも、相手の王に近づける形になるので、黒の形がよくなります。

 

白側が動かすとしたら、d5-d3かと思います。c3を守りつつ、左下に白の駒をふやせます。

f:id:tut2020aaa:20200725151512p:plain

 


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Hnefatafl ネファタフル 030(ヴァイキングチェス 終盤のポイント 端にたどりつくためにどうするか02 Tablut)


 

<前置き>

終盤で勝つためには、①王が端にたどりつけるかいなか ②端にたどり着いた王が隅にたどり着けるか否かが重要になります。

 

ルールからすると当然の話ですが、勝つために必要なことなので、今回は①王が端にたどりつけるかいなかについて検討をしたいと思います。

 

最初に取り上げるのは以下の場面です。

f:id:tut2020aaa:20200621112158p:plain

 

手番が王の一団側の場合、次にa4の位置に王が移動した場合、襲撃者側にそれを遮る駒がないため、王が角に行くまでの道を遮るものがないので、王の一団側の勝ちになります(以下の図に示す赤丸部分)。

f:id:tut2020aaa:20200621113314p:plain

今度はこの図での手番が襲撃者側の場合を考えます。

選択肢は3つで、

①a5-a4

②b5-b4

③b5-b3

です。

 


 

<本編>

 

前回からの続きになります。

 

②も王が端に行く道を遮る手になります。配置は以下の通りです。

f:id:tut2020aaa:20200712001150p:plain

 

この場合、①の場合に狙える場所だったb4が埋められているので、王の一団側はa1やa9に行くのは難しくなります。そこで狙うのは王をh4へ移動した後のi1もしくはi9への移動です。

 

ただ、王をh4にすぐ移動してしまうと、前回同様、b4の黒がg4に移動して、王がg4とi4の駒に挟まれてしまうので、c3あるいはc4の地点に白を移動させて、後顧の憂いを断ってから移動する必要があります。

 

 

c4のポイントに比べて、c3のポイントに白の駒を移動するのは、より積極的な手です。

例えば以下のような盤面になった場合、

f:id:tut2020aaa:20200712002818p:plain

 

黒が取れる駒であるc4の駒を取ろうとすると、

▲d1-d2×c4

△c3-c4×d4

と進み、取り返されてしまいます。また、1の行付近にある黒の駒は2枚しか残っていないので、a1ないしi1へ王をもっていきやすくなります。

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 次回は③b5-b3について検討します。

 

 

 

 


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Hnefatafl ネファタフル 029(ヴァイキングチェス 終盤のポイント 端にたどりつくためにどうするか01 Tablut)


 

終盤で勝つためには、①王が端にたどりつけるかいなか ②端にたどり着いた王が隅にたどり着けるか否かが重要になります。

 

ルールからすると当然の話ですが、勝つために必要なことなので、今回は①王が端にたどりつけるかいなかについて検討をしたいと思います。

 

最初に取り上げるのは以下の場面です。

f:id:tut2020aaa:20200621112158p:plain

 

手番が王の一団側の場合、次にa4の位置に王が移動した場合、襲撃者側にそれを遮る駒がないため、王が角に行くまでの道を遮るものがないので、王の一団側の勝ちになります(以下の図に示す赤丸部分)。

f:id:tut2020aaa:20200621113314p:plain

今度はこの図での手番が襲撃者側の場合を考えます。

選択肢は3つで、

①a5-a4

②b5-b4

③b5-b3

です。

 

それぞれについて検討していきます。

 

①は王が端に行く道を遮る手になります。配置は以下の通りです。

f:id:tut2020aaa:20200621121935p:plain

この場合、次の手番の王の一団側がb4に移動すると、i4にいる黒がc4(黒 i4-c4xb1)となり、王が取られてしまいます。王の一団側は、上図でb4でなくてh4に移動しても、今度は逆に黒のa4をg4に動かすことで(黒 a4-g4xx4)、王を取ることができます。

 

そうしたら、王の一団側はどうするかと検討したときに、一番よさそうなのが、下図の白のg6-g4です。

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この手は、黒のi4-c4を妨げるので、王がb4へ移動しても取られることはなくなります。

 

 次回は②b5-b4について検討します。

 

 

 

 


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