今回はプロ棋戦の
2022-02-22 八代 弥 七段 vs. 高崎一生 七段 第48期棋王戦コナミグループ杯 予選
の私的注目ポイントをみていきたいと思います。
後手の高崎先生が三間飛車です。
結果としては後手の負けでした。
先手が6筋の位をとり、角道をあける作戦を取った将棋です。
評価値の推移は以下の通りです。
40手目台まではほぼ互角の推移でした。
後手は飛車を5段目・4段目で使い、先手は駒を使って前線を押し上げていく形で推移しました。6筋の位を先手が握ったときの対応の一つとして覚えておきたいと思います。
後手はどんどんと飛車を追われる展開になっていきました。
評価値的にも、0→100→200と、じわじわと差を広げられています。
50手目から先手有利の判定になりました(311)。
50手目でのAIの推奨は飛車を別の所に移動させる手(持ち駒の歩を相手陣に打って捨てる手)でした。
一例としてそのあとに後手は飛車先を逆襲(以下の図は△2四歩まで)。
以後は陣形の差がそれほど大きくないので、飛車の交換は避けて相手の飛車をどう抑え込むかという将棋をAIは示していました。
なるほど。均衡を保ちチャンスを待つという感覚でしょうか。
今回は以上になります。
詰む形を自分の中に焼き付けるためのメモです。時々アップデートしていきます。
パソコン性能: CPU Intel Core i5-4310M 2.70GHz, メモリ: 8GB
OS: Windows10 Pro
使用ソフト: Shogi GUI version 0.0.7.14
ソフト解析エンジン: Suisho4kai/YO.03kai2
悪手率については以下を参照ください。
http://shogi-gui.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=5580385
https://www.shogi.or.jp/kifuguideline/terms.html
YouTuberの元奨励会のアユムさんが公開した棋譜利用に関する記事です。
https://ameblo.jp/shougiayumu/
以下は三間飛車党向けの参照リンクです。
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