今回はプロの対局を見ていきたいと思います。
2021-02-18 佐藤天彦 九段 vs. 佐藤康光 九段 第34期竜王戦1組出場者決定戦
評価値は以下の通りです。
50手目あたりで一旦後手に評価値が傾き、そこからしばらく拮抗し、80手目台で逆転し、そのまま先手が勝ち切った将棋になります。
個人的には47手目が面白くて、▲7五歩をついてます。
何が面白いかというと、この7五歩が角の頭の歩という点です。
弱いと言われているところか突いていて、小さい値ですが評価値プラス(+20程度)の手になってます。
ただ、そのあとのやり取りで、角頭に打たれた歩を避ける49手目▲5九角としていたのはAI的には疑問手だったようで、ここから後手に形勢が傾きます。
AIの推奨手はその打たれた歩を取る▲7六金。
後手に銀を打ち込まれる隙を与えることになるのですが、AIはそれを逃げずに指して、中央と玉のコビンを狙う攻めを行います。
以下が一例。
この局面はほぼ互角(評価値200ほど)です。
今回は以上になります。
詰む形を自分の中に焼き付けるためのメモです。時々アップデートしていきます。
パソコン性能: CPU Intel Core i5-4310M 2.70GHz, メモリ: 8GB
OS: Windows10 Pro
使用ソフト: Shogi GUI version 0.0.7.14
ソフト解析エンジン: Suisho4kai/YO.03kai2
悪手率については以下を参照ください。
http://shogi-gui.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=5580385
https://www.shogi.or.jp/kifuguideline/terms.html
YouTuberの元奨励会のアユムさんが公開した棋譜利用に関する記事です。
https://ameblo.jp/shougiayumu/
以下は三間飛車党向けの参照リンクです。
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