Hnefataflには様々な亜種がありますが、比較的小さい盤かつ、ルールが他の亜種に比べて比較的わかっているTablutを最初に紹介・研究していきたいと思います。
国内だと、Tablutのボード(革製)と駒が以下のショップで購入できます。
ヴィンランド・サガの幸村先生もつぶやいてます。
幸村誠 on Twitter: "これはすごいよ、日本ヴァイキング協会謹製ネファタル(中世北欧将棋)セット。小物入れかと思いきや革袋がそのまま盤面になるの。遊び方の説明書もついてて。… "
駒の並べ方は以下の通りです
黒が襲撃者、白が王の一団です。
〇勝利条件
・王を四隅のいずれかに逃がすか、すべての襲撃者をとる。
・王をとる。
〇引き分け
・同じ移動が繰り返されたり、移動ができない状態になったら、両者の合意の上で引き分け。
〇先手/後手
襲撃者側が先手になります。アプリによっては異なるようですが、このブログでは当面、この前提で話を進めます。
〇駒の移動
以下は全ての駒に共通の動きです。
・斜めにはいけないです。
・上下左右にまっすぐ、障害となる自分もしくは相手の駒か、盤の端まで移動できます。将棋の飛車と同じ動きです。
・他の駒を飛び越したり、他の駒に乗ることはできないです。
〇駒の取り方(王以外)
・自分の駒で相手の駒を2方(縦もしくは横)から挟むとその駒をとれます。
ただし、相手の駒が1つマスをあけて縦あるいは横に2つ並んでいる場合、その2つの間に自分の駒が移動しても相手に駒をとられることはないです。
〇王の取り方
・王が中央マスにいる場合、襲撃者は上下左右の4方を囲うと王がとれます。
・中央マスの隣に王がいる場合、中央マス+王に隣接する残りの3方を襲撃者が囲うと王をとれます。
・上記以外のマスに王がいる場合、他の駒と同様、縦もしくは横に2つの襲撃者で挟むと王をとれます。
〇取られた駒
将棋のように復活はできません。
〇中央マス
・王以外は中央マスにおけないです。ただし、飛び越えられます。
・王も一度中央マスから出てしまうと中央マスには戻れないです。
・空の中央マスと自分の駒で相手の駒を縦もしくは横に挟むことで、相手の駒をとれます。
・王が中央マスにいて襲撃者が3方を囲み、残る1方が王の一団だった場合、襲撃者はその王の一団の駒を中央マスと挟んで取ることができます。
〇四隅
・王以外も入れるルールと入れないルールがありますが、このブログでは入れないルールを採用します。
王しかはいれない場合は中央マス同様に空の四隅マスと相手の駒を挟むことで相手の駒をとることができます。
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