今回から"プロの実戦に学ぶ逆転の勝負術 (将棋連盟文庫)"を教科書として、いわゆる
『勝負手』を掘り下げてみたいと思います。
ネタばれを極力さける内容になるよう気をつけますが、先にこの本を読むことをお勧めします。その方が自分で考える過程というのが生じるのでより身になりやすいと思うからです。
この本の内容は大きく3つに分かれます。
・講座編 攻め
・講座編 受け
・実戦編
です。
順番通り進めます。
22ページ目を読み進めたいと思います。
先手が不利な局面です。
・1図で先手が一番良い手を指した場合
→評価値: -230前後
一番良い手として、実際に先手が指した手とは異なる手が示されました。
AIの示した手は▲1五香。
以下が進行の一例になります(▲5七玉まで)。後手は攻め駒がほとんどないので、先手はと金づくりしての攻めが間に合ってきそうです。また、先手は自陣の駒が少ない代わりに持ち駒が豊富です。後手が若干有利の評価ですが、まだ勝負のできる将棋に見えます。
・2図で後手が一番良い手を指した場合
→評価値: 70前後
後手が指した手が本には記載されていなかったので、ここではAIが示した手も示しませんが、評価値を見る限りは先手よりの評価値になっています。
以下が進行の一例です(△3九飛打まで)。
詰む形を自分の中に焼き付けるためのメモです。時々アップデートしていきます。
パソコン性能: CPU Intel Core i5-4310M 2.70GHz, メモリ: 8GB
OS: Windows10 Pro
使用ソフト: Shogi GUI version 0.0.7.14
ソフト解析エンジン: Suisho4kai/YO.03kai2
悪手率については以下を参照ください。
http://shogi-gui.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=5580385
https://www.shogi.or.jp/kifuguideline/terms.html
YouTuberの元奨励会のアユムさんが公開した棋譜利用に関する記事です。
https://ameblo.jp/shougiayumu/
以下は三間飛車党向けの参照リンクです。
ランキングに参加してます。
良かったらクリックをお願いします。励みになります。