今回はプロの対局を見ていきたいと思います。
AbemaTVトーナメントで活躍した西田先生の棋譜を並べてみたくなったので、西田先生の対局を取り上げます。
2022-11-18 西田拓也 五段 vs. 杉本和陽 五段 第8期叡王戦 段位別予選五段戦
先手の西田先生が三間飛車を指しています。
評価値は以下の通りです。
65手目まではほぼ互角の推移です。
前回と似た形が出てきています。
以下の形(4筋に後手の飛車と先手の角がいる形)です。
前回の記事はこちら
将棋~将棋ウォーズ二段を目指す~ 095 (西田拓也先生の三間飛車を並べてみる 04) - やっぱり、ボードゲームはおもしろい
厳密に同じ形ではないのですが、この形がでてきた64手目での評価値は45、3手後の66手目での評価値は-128です。
AIの評価値的には、先手の角と後手の5三の金の価値にありそうです。
先手の角は位置的に重要でない所にしか効いておらず、働きが悪いので、金と交換になる手の価値が高いという判断かと思われます。
相手の飛車と角と金銀の価値に注目すれば、この形でも互角くらいの展開にはもっていけるのかもしれません。要研究。
今回は以上になります。
詰む形を自分の中に焼き付けるためのメモです。時々アップデートしていきます。
パソコン性能: CPU Intel Core i5-4310M 2.70GHz, メモリ: 8GB
OS: Windows10 Pro
使用ソフト: Shogi GUI version 0.0.7.14
ソフト解析エンジン: Suisho4kai/YO.03kai2
悪手率については以下を参照ください。
http://shogi-gui.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=5580385
https://www.shogi.or.jp/kifuguideline/terms.html
YouTuberの元奨励会のアユムさんが公開した棋譜利用に関する記事です。
https://ameblo.jp/shougiayumu/
以下は三間飛車党向けの参照リンクです。
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