今回検討したのは三間飛車+大山美濃?(?は玉頭の歩をついてなくてもそう呼んでよいのかわからなかったためつけました)です。
最近のプロ棋戦の
2021-01-14 王座戦窪田義行 七段 vs. 中村 修 九段 第69期王座戦二次予選
を解析にかけてみました。
先手が三間飛車になります。
先手の守りはこの形です。
解析結果は以下の通りです(*悪手に関してはページ後半に参照リンク)。
自分なりに見て、69手目からの相手穴熊の1筋の端攻めが気になったので検討しました。先手は玉のコビンの銀を端攻めに使おうとしますが、評価値は下がってます。守りを薄くするほどの効果がないという事かと思います。
AIの候補手で私が注目したのは73手目の▲8四角。
以下、
| ８四角 |
| ８六歩 |
| 同 歩 |
| ８二飛 |
| ８五歩 |
| ６六と |
| 同 金 |
| 同 香 |
| 同 角 |
| ８五飛 |
| １四歩打 |
| 同 香 |
| ８八飛 |
| 同 飛成 |
| 同 角 |
| ６九飛打 |
| １三歩打 |
| 同 桂 |
評価値はこれでも後手より(同桂まで進んで-865)ですが、相手の玉の頭の守りの香車・桂馬が上ずり、飛車もいなくなっているので、先手は守って駒が入ればチャンスが来そうな雰囲気があります。
実際の将棋では、後手の飛車は自陣に100手目以降も居座っていて、かなり守りに効いている印象があったので、AIが推奨しているこちらの進行のほうがやれそうな気がします。
パソコン性能: CPU Intel Core i5-4310M 2.70GHz, メモリ: 8GB
OS: Windows10 Pro
使用ソフト: Shogi GUI version 0.0.7.14
ソフト解析エンジン: GPSfish 0.2.1+r2837 gcc 4.8.1 osl wordsize 32 gcc 4.8.1 64bit
悪手率については以下を参照ください。
http://shogi-gui.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=5580385
https://www.shogi.or.jp/kifuguideline/terms.html
以下は三間飛車党向けの参照リンクです。
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