今回検討したのは三間飛車の対急線, 角交換ありです。
最近のプロ棋戦の
2020-12-22 王位戦斎藤慎太郎 八段 vs. 都成竜馬 六段 第62期王位戦予選
を解析にかけてみました。
解析結果は以下の通りです(*悪手に関してはページ後半に参照リンク)。
この解析結果をみると、40手目まではほぼ互角の形成で、そこから徐々に差が開いてきたのがわかります。
このあたりの手を注目してみました。
41手目に▲7七馬に対して△7三桂を指しています。
7七の馬をねらった手ですが、桂馬のすぐの活用は難しいため、AI解析で不利な評価値になったようです。
AIの推奨手は△4六歩。以下、
4六歩(45) |
5八金(49) |
3三桂(21) |
4五歩打 |
同 桂 |
4六飛 |
7五歩 |
同 歩 |
7六歩打 |
8六馬 |
8四歩 |
7四歩 |
6二金 |
4三歩打 |
同 飛 |
4四歩打 |
同 飛 |
で以下の局面になります。
拮抗状態で、お互いに動くのが難しいように見えます。お互いに飛車を引くなど組み換えをして、新たな争点をつくるのを目指して指す形になるのかなと思います。
いい手が思い浮かびません。
パソコン性能: CPU Intel Core i5-4310M 2.70GHz, メモリ: 8GB
OS: Windows10 Pro
使用ソフト: Shogi GUI version 0.0.7.14
ソフト解析エンジン: GPSfish 0.2.1+r2837 gcc 4.8.1 osl wordsize 32 gcc 4.8.1 64bit
悪手率については以下を参照ください。
http://shogi-gui.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=5580385
以下は三間飛車党向けの参照リンクです。
ランキングに参加してます。
良かったらクリックをお願いします。励みになります。